研修出向規程
研修出向規程のテキスト
研修出向規程
（総 則）
第１条 この規程は、当社における研修出向制度の取扱いに関する定めをするものである。
（定 義）
第２条 この規程における「研修出向制度」とは、人材育成のための研修を目的として、主に若手社員を取引先、関連会社、官公庁等へ、期間限定で出向させる制度をいう。
（制度の目的）
第３条 研修出向制度は以下の目的を達成するために実施する。
① 業務において幅広い視野を持つ社員の育成と、異なる組織での業務経験により能力開発を図ること。
② 会社の次世代を担う幹部候補社員の育成を行うこと。
③ 取引先等出向先との提携関係を深めること。
（出向先）
第４条 出向先は取引先、関連会社、官公庁等の中から、業務等の都合に合わせその都度検討し、決定する。
（出向の対象となる社員）
第５条 研修出向制度の対象となる社員は以下の各号に該当する者より選考する。
① 勤続３年以上15年未満の者
② 年齢40歳未満の者
③ 勤務態度が良好であり、会社の代表として出向させるのにふさわしい者
④ 心身が健康であり、業務に支障がないと認められる者
⑤ 今後も会社に長く勤務することが見込める者
（出向時の心得）
第６条 出向する社員は、当社社員としての責任と品位を自覚し、出向の目的を達成するため、出向先の指揮命令の下で、業務に精励しなければならない。
（出向期間）
第７条 出向期間は原則として２年間とする。
（出向中の社員の出向元における扱い）
第８条 出向期間中は人事部付とし、休職扱いとする。ただし、賞与、退職金算定の際はこれを出勤したものとして扱う。
（賃金等）
第９条 出向社員の賃金、賞与については、当社の給与規程他関連規程を適用し、当社が支給する。
（社会保険料等の扱い）
第10条 出向社員の社会保険及び雇用保険については、当社において継続加入する扱いとする。
（勤務時間）
第11条 出向社員の勤務時間、休日、休暇は出向先の定めによるものとする。
（出向命令書）
第12条 会社は、社員を出向させる際には、出向社員に対し、出向先の概要及び勤務条件等を、出向命令書を交付することにより明示する。
（復職後の扱い）
第13条 出向社員が当社に復職した後の所属及び担当職務については、社員本人の職務能力と会社事情を勘案し、その都度決定するものとする。
附 則
この規程は、平成○○年○○月○○日より施行する。
