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委託先管理規程

委託先管理規程のテキスト

       委託先管理規程

(目的)
第1条 本規程は外部への委託に関わる全般の事項について定め、その適切な運用と管理を図るとともに、個人情報保護についての周知徹底と安全確保を目的とするものである。

(定義)
第2条 外部委託とは、次の業務を外部業者に委託することをいう。
  (1)データ入力
  (2)ソフトウエア開発
  (3)調査業務
  (4)書類の集配・保管及び廃棄に関する業務
  (5)建物内外の警備
  (6)施設・設備の保守点検
  (7)その他

(外部委託の目的と条件)
第3条 外部委託を行う場合は、次の目的と条件において実施するものとする。
  (1)自社の設備、能力、技術などの不備による場合 
  (2)コストダウンの為に外部委託が有利な場合
  (3)販売量の季節的繁閑による生産調整の為
  (4)納期確保の為に必要な場合
  (5)その他会社が必要と認めた場合

(外部委託先の選定と決定)
第4条 
 1.外部委託先の選定にあたっては、当契約に関わる部門が次の事項を調査、検討するものとする。                           
  (1)事業の安定性(経営者の資質、売上高、経常利益、事業内容、主要取引先等) 
  (2)機密保護・セキュリティ対策の状況
  (3)技術能力
  (4)システム環境
 2.外部委託先の決定にあたっては、当契約に関わる部門の責任者が次の事項を確認の上実施するものとする。
  (1)前項の各項目の状況
  (2)委託費用
  (3)支払い条件
  (4)個人情報の委託の場合、外部認証の取得をはじめ十分な保護水準を満たしていること
  (5)その他

(基本契約書の作成)
第5条 外部委託先については、業務の種類に応じて以下の項目を盛り込んだ「基本契約書」を作成することを原則とする。
  (1)個人情報の取扱いに関する事項
  (2)機密保持に関する事項
  (3)再委託の禁止又は制限に関する事項
  (4)データの目的外の使用及び第三者への提供の禁止に関する事項
  (5)データの複写及び複製の禁止に関する事項
  (6)データなどの受渡し及び運搬の取決めに関する事項
  (7)プログラム等に関する権利の帰属に関する事項
  (8)保管場所、保管方法及び検査についての取決めに関する事項
  (9)保管物品、設備の取扱い者の限定に関する事項
  (10)出力帳票の廃棄方法の管理に関する事項
   (11) 作業時間、立入り場所などの取決めに関する事項
   (12) 鍵管理、監視などの取決めに関する事項
  (13)異常事態の発生の際にとるべき処置に関する事項
  (14)その他必要な事項

(発注条件)
第6条 外部委託先への業務発注については、次の発注条件を委託先に明示し、不一致のないよう確認するものとする。
  (1)業務内容(仕様) 
  (2)発注金額及び支払条件
  (3)納期
  (4)受渡場所及び受渡条件
  (5)その他

(検収と引渡し)
第7条 外部委託業務の成果品の受領に際しては、前条の各項目と合致しているか否かを検収・確認後出来るだけ速やかに引渡しを受けるものとする。受取り後、成果品の数量、内容に誤りがあった場合、成果品に瑕疵がある場合などは委託先に速やかな訂正を求め、必要に応じて契約書に基づく措置をとるものとする。



付 則

1.本規程は、平成○年○月○日から実施する
2.本規程の改廃は、取締役会の決議による



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