改善提案制度規定
改善提案制度規定のテキスト
改善提案制度規定
（目 的）
第 １ 条 この規程は従業員の積極的な業務改善を奨励し、その創意工夫を結集して、業
務の効率化、生産性の向上、従業員の能力向上を図ること目的とする。
（改善提案資格）
第 ２ 条 すべての社員は、この規定によって提案することができる。
２ 社員は、２人以上共同で１つの提案をすることができる。
（提案事項）
第 ３ 条 提案事項は業務上まだ実施されてない新しい方法により、以下に掲げるような
技術的改善、業務効率の改善、品質の改善、原価の引き下げ、売り上げの増加
などに関することで、建設的かつ具体的で実現できるものとする。
（1）作業工程、作業方法などの簡易化改善、無駄・無理・ムラを取り除く改善
（2）エネルギー、原材料、消耗品、電気その他の資源を節約する方法
（3）リサイクル品の活用方法
（4）作業時間を短縮する等作業能率を向上する方法
（5）機械、設備、冶工具の改善
（6）コストダウン、経費を節減する方法
（7）職場規律、企業文化の向上に関する改善
（8）安全作業、作業環境に関する改善
（9）その他業務全般にわたる効率化、経費節減、収益改善に関するする方法
（提案の方法）
第 ４ 条 提案は「改善提案申請書」に以下の必要事項を記入し、事務局へ提出するものとする。
① 提案理由、提案内容、効果を詳細かつ具体的によくわかり易く記述する
② 必要がある場合には、図面や略図を別紙に作成し添付する
（提案の事務と審査）
第 ５ 条 提案の事務処理を行うため、総務課に事務局をおく。
２ 提案の審査は、審査委員会が行う。審査委員会の組織は別途定める。
３ 審査委員会は、毎月１回提案を審査し、採否および褒賞金を決定する。
（褒 賞）
第 ６ 条 提案が採用されたときは、提案者の氏名、提案の内容などを社内に発表し、提案者に対し褒賞金を授与する。褒賞基準は別表１に定める
（提案の不採用）
第 ７ 条 次の各号に該当する提案は原則としてこれを採用しない。
(1) 実行不可能な提案、または以前に実施ずみの提案
(2) 欠陥の指摘にとどまるか、具体的提案と認め難いもの
(3) 実施方法が漠然としていて、具体的に明確でないもの
(4) 品質、性能、安全度が低下する場合
(5) 単なる苦情、不平不満に属するもの
２ 事務局は、採用にならなかった提案について、理由を付して提案者に通知する。
（権利帰属）
第 ９ 条 採用となった提案に関する一切の権利は、会社に帰属する。
付則
この規定は、平成○年○月○日から施行する。
（別表１） 褒賞基準
等級 賞金 褒賞基準
最優秀賞 ２万円 特にすぐれており、効果、独創性とも卓越している
優秀賞 １万円 すぐれており、効果、独創性が良好である
入賞 ５千円 多少不十分ではあるが効果ある
努力賞 千円 努力は認められる
