「おたがいさま」推進ルール
「おたがいさま」推進ルールのテキスト
「おたがいさま」推進ルール
（目的）
第１条 「おたがいさま推進制度」は、職場において何か問題が生じた時に、個々の社員が互いの得意分野を持ち寄り、力を合わせて課題解決にあたることを促すために導入する。個々の心にある「お互いさま」「助け合い」の心がさらに磨き上げられることを目的とする。
（手続き）
第２条 各部門、プロジェクトのリーダーは、日々の朝礼・終礼ないしは会議等では必ず「おたがいさま」支援がほしい人がいないか、確認しなければならない。メンバーからの「おたがいさま」支援の申し出を受けたら、職場内の皆が参画し、「誰がいつどのように」支援をするか、話し合うものとする。
２、業務中、急遽支援が必要な事態が発生した場合は、その場で上長に相談し、「おたがいさま推進制度」を利用する旨を決め、職場の周りのメンバーへ伝える。
３、本制度を利用した者は、関わってくれた周りのメンバーへ事後に「ありがとうカード」を手渡すこと。その際、必ず個別にメッセージを書くこと。
（注意事項）
第３条 本制度を利用したい旨の相談を受けた上長が、自社のクレドと照らして制度利用がそぐわないと判断した場合は、制度を利用せず、個別に問題解決にあたるよう促すことがある。本人の成長を意図して、あえて本人のみに問題解決に取り組ませる場合がある。
２、制度を利用しなかった場合も、その案件が解決したのちには、職場全体で承認の場を設けること。
３、制度を利用した者は、別の者が制度を利用したいと申し出た際に、率先して支援する側にまわること。
４、本制度を利用して問題解決を行なった場合、そこで生まれたノウハウや判断基準は、職場全体で共有し、以後に活かすこと。「クレド習慣化プログラム」を実施することも望ましい。
付則 このルールは、平成○年○月○日から施行する。
