採用面接規程
採用面接規程のテキスト
採用面接規程
(総則)
第1条 この規程は、大学等新卒者の採用面接について定める。
(遵守義務)
第2条 採用面接に当たる者(以下、「面接者」という)は、この規程を遵守して面接を行わなければならない。
(面接の評価項目)
第3条 面接の評価項目は、別表1のとおりとする。
(質問事項)
第4条 応募者に対する質問事項は、別表2のとおりとする。
(質問禁止事項)
第5条 面接者は、次に掲げることは差別につながるおそれがあるため、質問してはならない。
(1)本籍・出生地
(2)家族に関すること(職業、続柄、健康、地位、学歴、収入、資産など)
(3)住宅状況(間取り、部屋数・住宅の種類・近郊の施設など)
(4)生活環境・家庭環境
(5)宗教に関すること
(6)支持政党
(7)人生観、生活信条
(8)尊敬する人物
(9)思想に関すること
(10)労働組合・学生運動など社会運動に関すること
(11)購読新聞・雑誌・愛読書に関すること
(面接者の心得)
第6条 面接者は、次の事項に努めるものとする。
(1)相手の顔を見て、明るくはっきりした声で話をすること
(2)適当にうなずいたり、相づちを打つこと
(3)自分が話しすぎないようにすること
(4)自分の個人的意見や価値観は述べないようにすること
(5)応募者の大学名・性別および容姿にとらわれず、公正に評価をすること
(6)「応募者に会社を評価されている」という意識をもって、誠実に面接すること
(7)あらかじめエントリーシート・履歴書に履歴書に眼を通しておくこと
(面接時の禁止事項)
第7条 面接者は、面接時に次のことをしてはならない。
(1)携帯電話を掛けたり、中座したりすること
(2)応募者に乱暴な口を利いたり、横柄な態度を取ること
(面接の場所)
第8条 面接は、会議室で行う。
(面接の所要時間)
第9条 所要時間は、被面接者一人につきおよそ20~30分とする。
(面接対象者・日時)
第10条 面接の対象者(応募者)および面接の日時は、人事部長が指示する。
(評価・報告)
第11条 面接者は、面接を終えたときは、直ちに応募者の採否評価を行い、その結果を人事部長に報告しなければならない。
2 採否評価は、次の2区分で行う。
(1)採用すべきである・採用したほうがよい
(2)採用しないほうがよい・採用すべきでない
付 則
(実施期日)
この規程は、平成○年○月○日から実施する。
別表1 面接の評価項目
着眼点
1.態度 落ち着きがあるか。
2.礼儀 ・挨拶がきちんとできるか
・礼儀正しいか
3.誠実さ ・人間的な誠実さが感じられるか
・人柄が信頼できるか
・態度や発言にまじめさ、素直さがあるか
4.コミュニケーション能力 ・自分の考えや意見を簡潔に分かりやすく話せるか
・話の内容に説得力があるか
・質問の内容を正しく理解できるか
5.主体性 ・自分の意思に基づいて自主的に行動できるか
・自分の意思や意見をはっきりと主張できるか
・積極的に物事に取り組んでいるか
・他人の意見や行動に大きく影響されることはないか
6.チャレンジ精神 ・新しいことに前向きに取り組む姿勢や意欲があるか
・現状に満足することなく、改善・変革しようとする意思があるか
・失敗を恐れない姿勢があるか
7.協調性 ・他人と仲良くやっていけそうか
・他人の意見を尊重する姿勢があるか
・自分の意見に必要以上に強くこだわることはないか
・マイペースなところはないか
8.職業意識 ・就職する目的がはっきりしているか
・会社の志望理由が明確になっているか。志望理由をはっきりと説明できるか
・希望する仕事が明確になっているか
・会社という組織で働くことへの自覚があるか
9.健康 ・健康か
・健康に自信があるか
・ストレス耐性があるか
別表2 標準質問項目
1.日常生活に関すること ①長所、短所
②趣味、スポーツ
③よく見るテレビ番組、よく読む新聞の欄
④休日の過ごし方
⑤アルバイト経験の有無、その内容・目的
⑥海外旅行の経験の有無、その内容・印象
⑦健康の自信、健康法
⑧資格・免許の有無、その内容
⑨気分転換の方法
⑩その他
2.大学・学生生活に関すること ①現在の大学を選んだ理由
②現在の学部・学科を選んだ理由
③ゼミ所属の有無、そのゼミを選んだ理由
④外国語の内容、その自信の程度
⑤クラブ・サークル活動の内容
⑥学生生活で打ち込んだこと
⑦学生生活で得たこと
⑧その他
3.会社・仕事に関すること ①就職する理由、働く目的
②会社を志望する理由
③希望する仕事の内容とその理由
④会社という組織で働くうえでの心構え
⑤人といっしょに働くことの自信
⑥休日出勤や残業についての考え
⑦鑓属する業界の将紺・成馳についての見
⑧その他